著者:(画)魚戸おさむ、(脚本)北原雅紀
発行:小学館
後半3話の『弁当の日』の話が秀逸です。
皆で一品ずつ持ち寄る「弁当の日」から、弁当・料理を作ることの重要性を訴えます。弁当・料理を作ることで企画力・段取り力・自己管理力、そして何よりも他人を思いやる想像力が培われると劇中で主張しています。
それらのメッセージをすべて込めた『弁当を作る』と題された詩には、心を打つ強いメッセージ性があります。ここで引用できないのですが、ぜひ見てほしい一篇です。
なお、『体からの便り』〜『お茶碗の中の未来』も含蓄あるお話です。こちらもお勧めです。
それにしても、帯に書かれた次の文言には驚きました。
試し読み大歓迎[書店の皆様へ]この商品は試し読み大歓迎作品です。ビニールパックをかけないでください。
自信があるからこそ「作品」を「商品」として多くの人に見てもらいたい、そんな編集部のこだわりが感じられる一言です。
こういう「作品」であると同時に「商品」であろうとする姿勢には共感を覚えます。ぜひがんばってほしいものです。